14パターンを自動検出!チャートパターン判定ツール紹介!

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Contents

チャートパターンを自動判定できるMT5インジケーターを開発しました!

 

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チャートパターンとは

チャートパターンは、金融市場の動向を予測するために、価格変動の波形をパターン化したものです。特定のパターンが形成されたとき、近い将来の値動きがどちらの方向に動きやすいのかを示し、トレードの優位性を上げるために使用されます。

大衆心理をチャート上にわかりやすく表示するための手段

チャートパターンは、市場心理と需要・供給バランスをわかりやすい基準で表現したものです。

チャートパターンは主にレジスタンスライン・サポートライン等の基準となる線に基づいて優位なトレード方向を示しますが、

これらのレジスタンス・サポートの考え方は市場参加者が

  • まだトレンドが継続する可能性が高い
  • そろそろトレンドが反転する可能性が高い

と思われるポイントに基づいて決定されます。

パターンの発生を検出し、そのパターンから導出される売買の基準となるラインを特定することで、市場参加者が買いエントリ(=新規の買い注文、売り注文の決済)をしやすいタイミングや、売りエントリ(新規売り注文、買い注文の決済)をしやすいタイミングを視覚的に理解しやすくしていることになります。

ただし、チャートパターンはあくまで近い将来の値動き方向の優位性を示すものであり、特定の波形が発生した場合にかならず決まった方向に動くわけではありません。(=未来予測のツールではない)

パターンの優位性を理解しつつも、意図した方向にレートが動いた場合と、そうでない場合の両方のシナリオを想定して取引戦略を検討する必要があります。

また、チャートパターンのみを過信するのではなく、その他のインジケーターの判定も組み合わせ、総合的な評価を行い最終的な売買を検討していくことをお勧めします。

チャートパターンから何を読み取るか?

環境認識

様々なチャートパターンが存在しますが、基本的に

  • まだトレンドが継続する可能性が高い
  • そろそろトレンドが反転する可能性が高い

のいずれかの情報を読み取るために使用します。 つまり、チャートパターンにはトレンド継続を示唆するパターンと、トレンド反転を示唆するパターンに分類することができます。

エントリ/エグジット判断

チャートパターンを構成する波形やライン等の基準線はレジスタンスライン、サポートラインとして機能することが多いため、ラインをブレークしたタイミング等を利用してエントリポイントを判断します。

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具体的なチャートパターンと取引戦略の例

三角保ち合い(さんかくもちあい)(上昇)

イメージ

triangle_ascending

上昇トレンド中、上辺に水平線、下辺に上昇トレンドラインが形成され、時間とともに2つの線がクロスするパターンです。

環境認識

上値が水平線に押さえつけられる一方で、下値が切り上がり上昇圧力がかかっています。

2本のラインを上下どちらかにブレークするまでは方向感が定まらない状態ですが、基本的には上昇方向のブレークを期待するパターンです。

取引戦略1: 上辺ブレーク

上辺(水平線)を上抜けた場合は上昇トレンド継続の可能性が高いため、ロングでのエントリを検討します。

損切りレートは、下値が切り上がっていることを考慮して前回の安値頂点付近に定めます。

利確レートの定め方は様々ありますが、その一つとしてリスクリワード比率を使用した計算を行う方法があります。

勝率50%以上が見込めるならば損切り幅と利確幅を同等(リスクリワード比率が1:1)に定めることで長期的にみて損益がプラスになります。

取引戦略2: 下辺ブレーク

上辺(水平線)を抜けられないまま下辺(上昇トレンドライン)を割り込んでしまった場合、 上辺がレジスタンスラインとして意識され上昇しづらくなることからショートでのエントリを検討します。

損切りレートは、上辺(水平線)がレジスタンスラインとして機能しやすいことから、この付近に定めます。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

三角保ち合い(下降)

イメージ

triangle_descending

下降トレンド中、下辺に水平線、上辺に下降トレンドラインが形成され、時間とともに2つの線がクロスするパターンです。

環境認識

下値が水平線で反発する一方で、上値が切り下がり下落圧力がかかっています。

2本のラインを上下どちらかにブレークするまでは方向感が定まらない状態ですが、基本的には下落方向のブレークを期待するパターンです。

取引戦略1: 下辺ブレーク

下辺(水平線)を下抜けた場合は下降トレンド継続の可能性が高いため、ショートでのエントリを検討します。

損切りレートは、上値が切り下がっていることを考慮して前回の高値値頂点付近に定めます。

利確レートの定め方は、リスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

取引戦略2: 上辺ブレーク

下辺(水平線)を抜けられないまま上辺辺(下降トレンドライン)を上抜けた場合、 下辺がサポートラインとして意識され下落しづらくなることからロングでのエントリを検討します。

損切りレートは、下辺(水平線)がサポートラインとして機能しやすいことから、この付近に定めます。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

フラッグ(上昇)

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flag_ascending

上昇トレンド中、2本の平行な下降トレンドラインの間でもみ合う際に形成されるパターンです。

環境認識

上昇トレンドの後、一時的な価格の調整局面で発生しやすいパターンです。

平行な2本の下降トレンドラインの内側の間は短期的な調整の下落を続けつつ、上辺ブレークする機会を伺いますが、

場合によってはそのままラインに沿って下降を続けるケースもあります。

取引戦略1: 上辺ブレーク

上辺を上抜けた場合、調整下落が終了し再度上昇の可能性が高いと判断し、ロングでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の安値頂点の付近に定めます。

ブレーク後に上昇すればこのポイントが直近の最安値としてサポートラインとして機能しますし、逆にこのレートを割り込むということは再度平行ラインの内側で下落を継続することを示します。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

取引戦略2: 下辺ブレーク

下辺を下抜ける場合、元々の調整下落の速度よりも勢いが増していることから、ショートでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の高値頂点の付近に定めます。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

フラッグ(下降)

イメージ

flag_descending

環境認識

下降トレンドの後、一時的な価格の調整局面で発生しやすいパターンです。

平行な2本の上昇トレンドラインの内側の間は短期的な調整の上昇を続けつつ、下辺ブレークする機会を伺いますが、

場合によってはそのままラインに沿って上昇を続けるケースもあります。

取引戦略1: 下辺ブレーク

下辺を下抜けた場合、調整上昇が終了し再度下落の可能性が高いと判断し、ショートでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の高値頂点付近に定めます。

ブレーク後に下落すればこのポイントが直近の最高値としてレジスタンスラインとして機能しますし、逆にこのレートを上抜けるということは再度平行ラインの内側で上昇を継続する可能性が高いことを示します。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

取引戦略2: 上辺ブレーク

上辺を上抜ける場合、元々の調整上昇の速度よりも勢いが増していることから、ロングでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の安値頂点の付近に定めます。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

レクタングル(長方形) (上昇)

イメージ

rectangle_ascending

フラッグと似た形状ですが、上下のラインが水平線になることで、長方形に見えるパターンです。

環境認識

フラッグと同じく、上昇トレンド後の調整局面を経て、再度上昇していくことを期待します。

一方で、上下のラインの内側で揉み合う期間が長くなると方向性を失うため、ラインをブレークした方向に追従するようなトレードを検討します。

取引戦略1: 上辺ブレーク

上辺を上抜けた場合、調整下落が終了し再度上昇の可能性が高いと判断し、ロングでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の安値頂点の付近に定めます。

ブレーク後に上昇すればこのポイントが直近の最安値としてサポートラインとして機能しますし、逆にこのレートを割り込むということは再度平行ラインの内側で揉み合いが継続するか、逆方向のラインブレークの可能性があります。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

取引戦略2: 下辺ブレーク

下辺を下抜ける場合、調整局面を経て上辺がトレンドの終了付近とみなされることから、ショートでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の高値頂点の付近に定めます。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

レクタングル(下落)

イメージ

rectangle_descending

フラッグと似た形状ですが、上下のラインが水平線になることで、長方形に見えるパターンです。

環境認識

フラッグと同じく、下降トレンド後の調整局面を経て、再度下落していくことを期待します。

一方で、上下のラインの内側で揉み合う期間が長くなると方向性を失うため、ラインをブレークした方向に追従するようなトレードを検討します。

取引戦略1: 下辺ブレーク

下辺を下抜けた場合、調整が終了し再度下落の可能性が高いと判断し、ショートでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の高値値頂点の付近に定めます。

下辺ブレーク後に下落が継続すればこのポイントが直近の最高値としてレジスタンスラインとして機能しますし、逆にこのレートを抜けるということは再度平行ラインの内側で揉み合いが継続するか、逆方向のラインブレークの可能性があります。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

取引戦略2: 上辺ブレーク

上辺を上抜ける場合、調整局面を経て下辺が下降トレンドの終了付近とみなされることから、ロングでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の安値頂点の付近に定めます。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

ヘッド・アンド・ショルダー(三尊)

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head_and_shoulders

上昇トレンドの終盤において、3つの頂点(山)を形成するパターンです。 3つの山の内、真ん中が最も高く、両脇の山が同レベル、かつ各山の間の谷が同程度のレート付近に出現するパターンです。

真ん中の山が頭、両脇の山が肩のように見えることからヘッド&ショルダーと呼ばれます。(日本語圏では三尊(さんぞん)と呼ぶこともあるようです)

また、3つの山の間に出現する同レベルの谷の位置が頭と肩に対する首の位置に見えることからネックラインと呼ばれます。

環境認識

上昇トレンド発生後、高値が更新できず、かつ安値を更新することからトレンドの反転の可能性が高いことを示唆します。

取引戦略: ネックラインブレーク

ネックラインが直近安値として意識されるレートになるため、これを下抜ける場合は反転下落の可能性が高いことからショートでのエントリを検討します。

損切りレートは肩のレート付近(直近高値)とします。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

相場反転が始まるポイントの場合、勢いよくレートが戻るケースもあるため、リスクリワード比率は1:1.5や1:2のように大きめに設定したり、

ネックラインより下の位置で山を記録し反発が確定したタイミングで追加のショートをエントリする等の戦略も有効です。

 

ヘッド・アンド・ショルダー・インバース(逆三尊)

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head_and_shoulders_inverse

下降トレンドの終盤において、3つの頂点(谷)を形成するパターンです。 3つの谷の内、真ん中が最も低く、両脇の谷が同レベル、かつ各谷の間の山が同程度のレート付近に出現するパターンです。

環境認識

下降トレンド発生後、安値が更新できず、かつ高値を更新することからトレンドの反転の可能性が高いことを示唆します。

取引戦略: ネックラインブレーク

ネックラインが直近高値として意識されるレートになるため、これを上抜ける場合は反転上昇の可能性が高いことからロングでのエントリを検討します。

損切りレートは肩のレート付近(直近安値)とします。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

相場反転が始まるポイントの場合、勢いよくレートが戻るケースもあるため、リスクリワード比率は1:1.5や1:2のように大きめに設定したり、

ネックラインより上位置で谷を記録し反発が確定したタイミングで追加のロングをエントリする等の戦略も有効です。

 

ダブルトップ

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double_top

上昇トレンドの終盤において、同じレベルの頂点(山)を2回記録した後、上抜けできず反転下落するパターンです。

環境認識

1度記録した上値を抜けられず、かつ直近安値を下抜けることから反転下落の可能性が高いことを示唆します。

取引戦略:ネックラインブレーク

ヘッド・アンド・ショルダーと同じく、直近安値の位置をネックラインと呼ぶならば、ネックラインを下抜ける位置からショートでのエントリを検討します。

損切りレートは2度記録した高値付近とします。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

ダブルボトム

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double_bottom

下降トレンドの終盤において、同じレベルの頂点(谷)を2回記録した後、下抜けできず反転上昇するパターンです。

環境認識

1度記録した下値を抜けられず、かつ直近高値を上抜けることから反転上昇の可能性が高いことを示唆します。

取引戦略:ネックラインブレーク

ヘッド・アンド・ショルダーと同じく、直近高値の位置をネックラインと呼ぶならば、ネックラインを上抜ける位置からロングでのエントリを検討します。

損切りレートは2度記録した安値付近とします。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

 

トリプルトップ

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triple_top

基本的にダブルトップと同じ考え方ですが、同レベルのレートで3度押し戻されているパターンです。

環境認識

上昇トレンド後、2度記録した頂点を再度ブレーク出来ず、直近安値を下抜けることから反転下落の可能性が高いことを示唆します。

取引戦略:ネックラインブレーク

ヘッド・アンド・ショルダーと同じく、直近安値の位置をネックラインと呼ぶならば、ネックラインを下抜ける位置からショートでのエントリを検討します。

損切りレートは3度記録した高値付近とします。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

トリプルボトム

イメージ

triple_bottom

基本的にダブルトップと同じ考え方ですが、同レベルのレートで3度押し戻されているパターンです。

環境認識

下降トレンド後、2度記録した頂点を再度ブレーク出来ず、直近高値を上抜けることから反転上昇の可能性が高いことを示唆します。

取引戦略:ネックラインブレーク

ヘッド・アンド・ショルダーと同じく、直近高値の位置をネックラインと呼ぶならば、ネックラインを上抜ける位置からロングでのエントリを検討します。

損切りレートは3度記録した安値付近とします。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

上昇ウェッジ

ウェッジを和訳すると「くさび」となるとおり、楔形のように先が細くなる三角形を形成するパターンです。

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wedge_ascending

 

上昇トレンド中に出現し、上辺・下辺共に上昇トレンドライン、かつ上辺の傾きが緩やかで下辺の傾きが急なパターンです。

環境認識

上値頂点が切り上がり、下値頂点も切り上がっているものの、上辺の傾きが下辺よりも緩やかであることから上昇の勢いが弱くなりつつレートが収束している状態です。

上値が重くなっていることから、下値を結んだトレンドラインを割り込むと反転下落する可能性が高いことを示唆します。

取引戦略1: 下辺ブレーク

下辺を下抜けた場合は反転下落の可能性が高いため、ショートでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の高値付近に定めます。

利確レートの定め方は、リスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

但し、ウェッジはエントリ付近の上辺と下辺の幅が狭く、場合によっては下辺ブレークのダマシから上辺ブレークが発生するケースもあります。

ショートの損切りとともに即座にロングのエントリ(=ストップ&リバース)をする等、素早く目線を切り替えることも必要です。

取引戦略2: 上辺ブレーク

一旦上値が重くなったものの、上辺を上抜けることで勢いよく上昇を継続するケースもあります。その場合はロングでのエントリを検討します。

損切りレートは、直近の安値付近に定めます。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

下辺ブレークと同様に、ダマシ発生時はストップ&リバースのように素早くエントリ方向を切り替えることも必要です。

下降ウェッジ

イメージ

wedge_descending

下降トレンド中に出現し、上辺・下辺共に下降トレンドライン、かつ下辺の傾きが緩やかで上辺の傾きが急なパターンです。

環境認識

下値頂点が切り下がり、上値頂点も切り下がっているものの、下辺の傾きが上辺よりも緩やかであることから下落の勢いが弱くなりつつレートが収束している状態です。

下値が重くなっていることから、上値を結んだトレンドラインを上抜けると反転上昇する可能性が高いことを示唆します。

取引戦略1: 上辺ブレーク

上辺を上抜けた場合は反転上昇の可能性が高いため、ロングでのエントリを検討します。

損切りレートは、直前の安値付近に定めます。

利確レートの定め方は、リスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

但し、ウェッジはエントリ付近の上辺と下辺の幅が狭く、場合によっては上辺ブレークのダマシから下辺ブレークが発生するケースもあります。

その際はロングの損切りとともに即座にショートのエントリ(=ストップ&リバース)をする等、素早く目線を切り替えることも必要です。

取引戦略2: 下辺ブレーク

一旦下値が重くなったものの、下辺を下抜けることで勢いよく下落を継続するケースもあります。その場合はショートでのエントリを検討します。

損切りレートは、直近の高値付近に定めます。

利確レートはリスクリワード比率等のルールに基づき設定します。

下辺ブレークと同様に、ダマシ発生時はストップ&リバースのように素早くエントリ方向を切り替えることも必要です。

 

MT5におけるチャートパターン活用方法

今までの説明の通り、チャートパターンの種類は多岐に亘り、かつその判定条件は複雑です。

手動でチャート上にラインを引いてパターンを目視確認することでも実現は出来ますが、

  • 複数の銘柄や時間足に対してパターン判定を行いたい場合、膨大な労力が必要になる
  • 都度、手動でラインを引くと主観的な解釈が入り規則正しい判定を繰り返すことができない

などの問題が生じてしまいますので、チャートパターンの判定そのものを自動化する必要があります。

MT5標準機能でこのパターン判定を自動化する機能は存在しないため、カスタムインジケーターとして開発を行いました。

チャートパターン自動判定イメージ

チャートパターン自動判定のメリット

課題の裏返しになりますが、

  • 広範囲の銘柄、時間足に対して即座にパターンの判定ができるようになり、時間効率が圧倒的に良くなる
  • 一定の基準に基づいて時系列に判定を繰り返すため、再現性のあるパターン検出とそれに基づいたトレードの有効性の検証ができるようになる

といったメリットがあります。

また、インジケーター化することで

  • ラインブレーク等のトレードしたいタイミングでPCやスマホに通知が届く
  • インジケーターを自動売買ツールに組み込むことで、ルール化したトレード自体を自動化する
  • EA(自動売買ツール)化することで、バックテストによる過去検証を自動化し、トレードルールの改善サイクルを高速化し、投資効率をより高める
  • 初心者でもすぐにチャートパターンを使用したトレードを行うことができる

といった様々なメリットも生まれてきます。

チャートパターン自動判定インジケーター 機能紹介

chart_pattern

チャートパターン自動検出

本記事内でご紹介したすべてのチャートパターンを自動的に判定し、検出、描画します。

売買シグナル

基本的にいずれかのラインを内側から外側に向けてブレークしたタイミングが売買シグナルとなり、そのタイミングでチャート上に売買シグナルを表示します。

損切りレート/利確レート表示

売買シグナルを起点として、損切りレート(参考値)、利確レート(参考値)をチャート上に描画します。

投資家によってこの辺りの戦略は異なるため、あくまで参考値となりますが、本記事に記載した損切りの判断基準に基づいた損切りレートを描画し、

かつリスクリワード比率の自動計算に基づいた利確レートを描画します。

通知

通知先
PC

MT5デスクトップアプリ版の画面上に、アラートを表示します。

スマホ

MetaTrader5公式のスマホアプリにプッシュ通知を行います。

Slack

メッセージングアプリSlackに通知を行います。

PC、スマホ向けの通知はテキストメッセージしか送信できないので、

外出先等でスマホに通知が届いたとしても、

実際に描画されたパターンの形状とシグナルの位置を踏まえ最終的な売買の判断をしたくても確認する術がありません。

(スマホからRDP接続可能なPC環境を用意しデスクトップ版アプリを開く という可能性が無いわけではないが、操作性や環境準備の費用と手間を考慮すると選択肢として厳しい)

 

この問題を解消するため、Slackへの通知機能を独自に開発しました。

これでスマホからでもスクリーンショット付の通知を受信して状況確認出来たり、

通知先のチャンネルを銘柄や時間足毎に分けて履歴管理をしたり知人友人と共有したりすることも出来るようになります。

※Slack向けの通知を行うためのロジックがあれば、その他のメッセージングアプリやSNSへの自動投稿も基本的に対応可能になるため、

自動ツイートのBOTとして使用したり、様々な用途への転用が出来そうです

notify_slack

まとめ

本記事ではチャートパターンの概要と自動化イメージについて説明しました。

このような手間のかかるルール化は特に自動化のメリットがあります。

トレードのルール化 → ルールの改善 → 反復継続 といった取り組みを続けることでトレード品質が改善していきますが、これを実現する最も効率の良い手段は自動化です。

手動でルールを確立し実践されるだけでも素晴らしいことですが、それが自動化できればルールの実施にかかる労力が減り費用対効果が上がるだけでなく、24時間トレードを継続できるようにもなります。

チャートパターンの活用だけでなく、インジケーターや自動売買ツールを活用した自動化もぜひ検討してみてください。

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まとめ

効率的な投資を実現するためには、仕組み化と自動化が不可欠です。

今後も相場環境の分析に役立つアイデアをまとめ、すぐに使えるツールとしてお届けしていきます。

自動売買ツールによってトレードの自動化が可能ですが、そのEAをいつ起動し、停止するかの判断は個人の判断で行うことになります。

賢くEAを活用するためにも、インジケーターを活用して相場環境の分析にお役立て頂ければ幸いです。

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