MT5使い方ガイド【初心者必読】おすすめのFX証券会社を徹底比較!

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 MetaTrader 5(MT5)は、個人投資家にとって、トレードをより効果的にするための強力なツールです。このガイドでは、初心者でもMT5を気軽に活用できるようになることを目標として、ツールの利用開始までの流れから、基本的な操作方法について解説します。

なぜFXトレードに証券会社が必要?

「MT5を使い始めたいけど、なぜ証券会社が必要なの?MT5だけで相場分析したり、トレードしたりできないの?」と疑問に思う初心者の方は多いと思いますが、証券会社は必ず必要です。

面倒に思われるかもしれませんが、トライアルだけなら自己資金も不要で、手続も簡単です。安心して進めていきましょう。

なぜ証券会社が必要?

証券会社は、投資家と金融市場の間に位置する「仲介役」です。 一見、投資家自身が金融市場に対して直接的に売買の注文を行っているように見えますが、そうではありません。

大まかなイメージは

  • 投資家は証券会社に対して注文を行い、証券会社が金融市場に対して実際の取引を実行します。
  • 金融市場から提供されるレートは、証券会社を通じてMT5に配信され、個人投資家はMT5上のレートを見て売買の判断を行います。

どこの証券会社でも良いの?

証券会社にも良し悪しがあり、その選び方はとても重要です。

  • 信頼性が高く、安心して利用できること
  • コストを抑え、利益を上げやすいこと

を軸にして様々な評価を行い、良し悪しを見極めていきましょう。

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証券会社の選び方のポイント

国内業者 vs 海外業者

適切な基準で選定すれば初心者には海外証券会社の方が大きなメリットがあります

リスクの小さい海外証券会社で環境に慣れ、その後はご自身の資金量やトレードスタイルに応じてより良い選択をしていくことが望ましいです。

※厳密には証券会社個別に規約が異なりますが、まずは大まかな傾向を整理します

 海外証券会社 国内証券会社
リスク  ゼロカット制度あり

  • 証拠金以上に損失が拡大することはない
 ゼロカット制度なし

  • 証拠金以上の損失が発生してしまう恐れがある(追証(おいしょう)あり)
サポート 日本語サポートが充実

  • 日本人が日本語で応対
日本語サポート

  • 日本人が日本語で応対
資金の安全性 大手証券会社は適切な資金管理ルールに準じている

  • 大手海外証券会社は基本的に分別管理に対応
金融庁の厳しい規制に対応

  • 様々な厳しい規制の元で管理されている
課税方式 総合課税

  • 給与所得等の個人所得と合算し、所得に応じて税率が上がる
  • ただし法人化し法人口座を作成すれば法人税率が適用可能
申告分離課税

  • 利益に対して約20%課税。(利益の大小に関係ない)
MT5対応 ほぼ全てMT5対応

  • 随時バージョンアップが行われ、高度な機能が多数追加されている
  • 高速かつ安定なプラットフォーム
MT5非対応業者がほとんど

  • 20年近く機能追加が無い不利なプラットフォーム
  • サポート切れリスク

特に、ゼロカット制度は強力なサービスです。 証券会社に預けた金額以上の損失が発生することはないため、初心者にとっては強い味方になることでしょうか。

コストが安い業者を選ぶ

取引コスト

コスト 概要
取引手数料
  • トレードを行う度にかかる手数料
  • 手数料なしを謳う証券会社が多い
  • 同じ証券会社の中でも口座タイプによって手数料あり/なしが異なる
スプレッド
  • 買値(Ask)と売値(Bid)の差。
  • スプレッドが大きいと取引コストが高い
スワップ(金利差)
  • FX通貨はUSDJPYのように2種類の通貨のペアで構成されます。
    2種類の通貨の金利差と保有期間に応じて金利のプラス/マイナスが計上されます
  • 一般的にマイナススワップが大きく計上されるため、スワップは利益よりもコストになる

有利な条券で取引をするためには

  • 取引手数料ゼロ
  • 狭いスプレッド
  • スワップフリー

という条件を満たす証券会社が望ましいと言えます。

但し、取引手数料ゼロの場合、代わりにスプレッドが広い場合もあります。3つの要素を総合的にみてコストが安い業者を選択していきましょう。

レバレッジ

少額から運用を前提とすればハイレバレッジが可能な証券会社を選択すれば少ない資金でトレードを開始することもできます。

「ハイレバレッジはリスクが高い」と言われますが、ゼロカット制度+少額投資ならば、ハイレバレッジはメリットしかありません

状況に応じて上手く活用していきましょう。

その他のコスト

入出金手数料

証券会社への入金、出金にかかる手数料があります。海外の証券会社の場合は入金のためには海外送金が必要で、その手数料がかかります。

頻繁に発生するものではないですが、送金金額が大きくなると手数料も大きくなります。 手数料が安い入出金手段を探しましょう。

日々の情報収集にかかる労力

市場の情報を収集したり、レートの動向を定期的にチェックしたりすることも継続して利益を上げるためには重要な作業です。

こういった情報収集のために自分自身でニュースサイト等を検索することも有益ですが、証券会社が提供するセミナーやニュースも有効利用していきましょう。

サポート

口座の開設手続、日々のトレード、利益の出金対応など、初めて対応することは不安がつきものです。

証券会社とのやり取りが発生する際、信頼できるカスタマーサポートの存在は大きな安心感に繋がります。

  • 日本語対応
  • 迅速な回答
  • 一貫し矛盾のない回答

等、充実した日本語サポート窓口があるかどうかも重要な要素です。

教育リソース

証券会社によっては、市場分析のチュートリアルやトレード戦略、市場開設のセミナーを開催している場合もあります。

有益な情報が得られることも多いため、提供サービスがあれば積極的に活用してみましょう。

トレード支援ツール

証券会社によっては高度なチャートツール、分析ツール、取引サーバー環境等が提供されている場合があります。

サービスによっては無料で提供されるものや、一定条件を満たすと無料で提供されるもの等様々存在します。

これらもニーズが合うものは活用していきましょう。

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おすすめの証券会社はどこ?

証券会社の比較

以下の表は、主要な海外証券会社をいくつかの重要な評価項目で比較したものです。

まずは証券会社の大まかな傾向を掴むために全口座タイプをサマリして評価をまとめました。

証券会社比較
XM HFM Exness AXIORY Tradeview
プラット
フォーム

 
自動売買 mt5_logomt4_logo mt5_logomt4_logo mt5_logomt4_logo mt5_logomt4_logoctrader_logo mt5_logomt4_logoctrader_logo
コピー口座 なし あり なし なし なし
取引条件 スプレッド
手数料
スワップフリー KIWAMI極 プレミアム、プロ、ゼロ、セント プロ、ロースプレッド、ゼロ、スタンダード、スタンダードセント なし なし
レバレッジ 最大1,000倍 最大2,000倍 最大2,000倍 最大1,000倍 最大500倍
入金ボーナス あり あり なし あり なし
両建 可能(同一口座内) 可能(同一口座内) 可能 可能 可能
スキャルピング 可能 可能 可能 可能 可能
ツール提供
 
無料VPS あり あり あり なし  なし
トレードツール なし  オートチャーティスト等   分析ツール等 オートチャーティスト等  なし
安全性 金融ライセンス 2つの許可・規制 6つの許可・規制 8つの許可・規制 2つの許可・規制 1つの許可・規制
資金管理 分別管理 分別管理 分別管理 分別管理 分別管理
サポート 日本語サポート
評価 口コミサイト
(FPA)
(2023/12時点)
3.1(686 review) 3.7(549 review) 3.1(541 review) 3.3(36 review) 4.1(139 review)
 その他 法人口座   なし あり あり  あり  あり 

※各証券会社には複数の口座タイプがあり、口座タイプによっても詳細サービスの条件が異なります。実際に使用される証券会社と口座タイプの提供条件は改めて確認することをおすすめします。

初心者ならHFMがおすすめ!

hfm_logo

初心者~中級者ならHFM(旧HotForex)がおすすめです。

日本での知名度は他社と比較して低い印象がありますが、提供サービスは非常に充実しています。

手厚い日本語サポート

各社、サポート窓口は日本語対応を謳っていますが、回答の質を見るとかなりの差があります。

日本人は過剰サービスに慣れてしまっている背景もあり、海外サービスのサポート品質は

  • 回答に時間がかかる
  • 回答内容が的外れ
  • 内容が薄く不明点が解消できない
  • 対応がドライ

等、不満を感じるケースも多くあります。

今回、筆者が実際に5社に対して日本語で問い合わせを行った際の対応(回答の速さ、内容の的確さ)を元に評価をしました。

その結果、HFMが最も優れたカスタマーサポートを提供されており、日本人が普段慣れ親しんだサービスレベルで応対頂く事ができました。

競争力のある取引条件

スプレッドと手数料を合算した取引手数料は、各社に決定的な差異は無いと考えられます。(上級者になればその僅かな差を追求する必要はある)

その他の取引条件を見た場合、HFMはほぼ全ての口座でスワップフリーに対応していることは大きなメリットです。

ポジションを複数日にわたって保有し続けるとマイナススワップが徐々に利益を食いつぶしてしまうこともあるため、スワップフリーによってコストを更に抑えることができます。

※スワップフリーの適用条件は取引ロットや保持期間等、様々な要因で総合判断、適用されます。

豊富なツールと教育コンテンツ

  • トレードを始めるために必要なVPSの無料提供サービス
  • セミナー等の教育コンテンツ
  • オートチャーティスト等の相場分析用ツールの提供

など、幅広いサービスを受けることができます。他社と比較してもこの辺りのコンテンツは充実しており、トレードの手助けになる機会も多いと考えられます。

hfm_ツール&教育

 

HFコピー口座

コピー口座アカウントを開設するだけで、他のトレーダーの取引を自身の口座にコピーすることができます。

自身でトレード戦略を立てるのが苦手な場合でも、優秀なトレーダーの力を借りてトレードをすることもできます。

また、優れたトレードアイデアを持っている場合、戦略プロバイダーとなってシグナルを配信することも可能です。

安全性と信頼性

HFMは複数の国で認可されており、厳格な金融規制に準拠しています。また、顧客資金は企業資金とは分別管理されているため、高い安全性が保証されています。

まとめ

この記事では、証券会社の選択がいかに重要かについて解説しました。本記事を参考にして頂き、自分に合った証券会社を探してみてください。

MT5 使い方ガイド

 

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